キャビン・フィーバー
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: DVD
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銀座シネパトス
ししょーと
ポール(ライダー・ストロング)、カレン(ジョーダン・ラッド…シェリル・ラッドの娘だって)ら遊び仲間の5人は、夏休みに森の中のキャビンを借りる。
酒にドラッグ、セックスと気ままに過ごしていたが、そこに血だらけの男が突然乱入してきたことで、状況は一変する。
男はポールがどうにか追い払ったものの、翌日カレンが体調不良を訴えたのだ。
カレンの皮膚が次第に腫れ上がり、裂けた傷口から血と膿が吹きだすと、彼らは彼女を納屋に隔離してしまう。
それを感染症と考えた彼らは、徐々に他にも感染者がいるのでは・・・と疑い始める。
☆★☆★☆★☆★
いやあ、予告はほんと「楽しそうな映画だなあ」だったんですけどもね。
「友情は朽ちてゆく」というキャッチコピーもなかなかツボだ。
低予算B級ホラーのお約束みたいな映像が「観たいぞ」とあたしのハートを刺激する。
タランティーノにピーター・ジャクソンが絶賛とか言ってたから期待しちゃったぢゃありませんか。
…なんだこれ、つまんねー!!!!
脱力しそうなくらいつまんにゃい。
ところどころ笑える場面はあるものの(えっちした後リステリンでち●こ消毒するとことかね)、それにしたってほんとつまんねー。
全編にわたってつまんにゃい。どこを切ってもつまんない。
これぞ「つまらにゃい金太郎飴」だわ。
いろんな州で上映禁止になったって前宣伝で聞いてましたが、
これは上映禁止になったんでなく、あまりにつまらないから打ち切りになったってのが正解ではなかろーか。
まあ、通常なら生き残りキャラであるカレンちゃんがさっさと感染してしまうのは、ある意味斬新(そうか??)
彼女を演じるジョーダン・ラッド
シェリル・ラッド@チャリエンの娘だって。
シェリルは「シェーン」のアラン・ラッドの娘だから、この家系をあたしは三世代に亘って知ってるってことになるな。
ヘンリー→ピーター→ブリジットのフォンダ家くらいしかあと知らないよ、あたし。
別にどうでもいいことだけど、ちょっとばかし「すげーな」と思ったのでありました
セリナ・ヴィンセント嬢はきれいだったなあ。
「パワーレンジャー」に出ていたとのことで。知らないけど。
気になったこと
まあ、お約束っちゃお約束なんで、つっこむことでもないんだろうけども
●一人なんとかしてやれよ
メンバーは既にできあがってるカップル、リーチ目の男女、そしてお調子者のデブ男。
…ねーちゃんたち、一人このデブに誰かみつくろってやんなさいよ。
寂しくてふらふらしてるから、あーゆーことになっちゃうんだからねえ。
●キミたちは…
映画に出てくるアメリカの若者たちには常々言いたいことがあった。
よく、友達んちに遊びに行って、そのまんまそこんちの二階にあがってえっちしてるカップルが出てくる。
…そこはね、他人様のおうちなんだよ。
なんかシャワーとか勝手に使ってるけど、他人様のおうちなんだから。
あとさ、いくら友達だとはいえ、いきなり人のいる横で始めてしまうってのはどうかなあ。
開放的というと聞こえはいいけど、なんか間違っている気がするのは、閉鎖的な島国の人間だからなのか?(たぶん違う)
今回も、運転してる彼氏の股間を触る助手席のねーちゃん(後ろには友達が乗ってます)がいて【またですかい】って思った。
予感的中。
このお二人、山小屋に着いて部屋に入った瞬間におっ始める。
確かに室内、二人きり。でもさ、ドア隔ててすぐんとこに友達がいるんだぜ。
そんなたしなみも恥じらいもない奴らのくせに、デブに覗かれたら怒ってんの。
アメリカの若者が乱れているのか、それとも全世界的に若者たちがこういうふうになっているのか。
人んちだから、人前だから。
きっとこの先も映画で若者たちの馬鹿っぷりを観るたびに、同じことを言うんだろうな、あたしは。
まあ、とにかくほんとにつまんにゃかった。
「ハウス・オブ・ザ・デッド」といい、この作品といい、大丈夫なのかシネパトス!!と思わず不安になってしまったあたしなのでありました。