インファナル・アフェアIII 終極無間
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/09/21
- メディア: DVD
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インファナル・アフェアIII 終極無間 オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ,蔡琴,陳光榮
- 出版社/メーカー: レントラックジャパン
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: CD
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MOVIXさいたま
かどいちゃんと
潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。
警官として生きる決意をしたラウ(アンディ・ラウ)は、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。
その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。
ある日、保安部のヨン警視(レオン・ライ)の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。
内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。
☆★☆★☆★☆★
昨年第二章を観て「うわああああ」となってしまい、大ハマリした。
映画が終わったら即座に第一章のDVDを購入した。
『お、お、お、男前の洪水だあああああああああ』
かくしてあたしの「インファナル」はまり生活が始まった。
第三章の公開日程が決まった時点で、あたしは全ての情報をシャットアウトした。
公式サイトに行っても、予告編(「あの人」の声なんだよなー。うわー)を観て、壁紙ダウンロードするだけにとどめた。
映画の感想系サイト行っても、読まなかった。
ほんとにひっさしぶりに「まっさらな状態で観るんだもんね」状態に調整をかけた。
もちろん第一章と第二章を「おさらい」することだけはしたけども。
いやあ、第二章は「ハウー!!サムー!!ロ・ガイー!!」と萌え萌え萌え萌え状態になってしまって、大変でしたけども。
というわけで初日の一回目、行ってまいりました。
前日から興奮して、なんでかちょっと緊張して、馬鹿みたいになってましたね。
劇場入ってからも、まだ緊張。
予告終わって、映画が始まるぞ、のあの独特な瞬間(あの緊張感と期待感が好きなんだよな)に座りなおしてしまった。
友人いわく「けーこちゃんの『お出迎え準備』」ってやつである。
さて、映画が始まった。
…ラウが不憫だ。
あまりに不憫だ。
「無間道」に堕ちてしまったものが逃れられない宿命だとはいうものの、それでも、あまりにも。
遑スト近く、鏡に向かって笑むアンディ・ラウ。
その笑顔は清々しくも切なく哀しかった。
彼の持っていたレコーダーから再生された曲。
あたしはそこでどうしようもなく切なくなってしまって、涙が止まらなかった。
もうそこには「存在」しないはずのヤン(トニー・レオン)の存在感の素晴らしさはどうだろう。
『強烈な色香』とでもいうんだろうか。
ほんとにあたしったら(内心)ひれ伏して『あなたにだったら殺されてもかまいません』と心酔し
『ああ、この人を全身全霊で守ってあげたい』と心底思った。
終盤近くまで「どっち側」の人だか見えてこないヨン。
レオン・ライって今まであんましいいと思ったことはないんだけど、このヨン様には完全にノックアウトされてしまいましたわ。
ヨン様については語っても語っても足りない、語りつくせないくらい語りたいことがある(「語る」がしつこいな、ごめんなさい)
でも、うっかり口にすると陳腐な言葉になってしまいそうで、怖くて書けないんだよな。
でもね、ずーっと「ヨンさまああああ」ってなってたの、あたし。いやいやいやいや
シェン(チェン・ダオミン)も良い。予告の時点から「うわー。かっこえー」って思ってたもんな。
「HERO」の皇帝だと同一人物だとは思いませんでした。ほんとかっこいい。
運命によって人は変わるが、人は運命を変えることはできない
だが、彼らはなにかを変えた
彼のこの台詞にやっとおさまった涙腺がまたしても「うはー」…やばかったなあ。
このお二人、第三章で初登場だってのに、とてもそうとは思えない。
第一章のサイドストーリー的な部分があるもんだから、ずっと最初からいたような気がして。
今はまだこの映画について、浸ってる余韻がでかすぎて、がんがん書くことはできそうもないなあ。
だからこれで最後にします
トニーのポスターキャプション
あの日は人生最高の日だった
トニーの笑顔が、今もまだ心に焼き付いて離れない。
めぐり合った彼ら全てにとって、きっとそうであったろうと思う。
フィギュアほしくて前売りわんさか買ったから、しばらく通うです。
とりあえず明日もっかい行ってきますですわ。
馬鹿みたいなのはわかってるんですが、でも、やっと完成した「インファナル・アフェア」っていうでっかいパズルを、
それを楽しみたいんですわ。
今回も「男前の洪水」に酔いしれてしまいました。
韓国よりも絶対香港のほうが男前はそろってるとおもうぞ、そう思うのはあたしだけかな。
あ、そうだ。これはいいたい
『ナイショで会合してるつもりらしいけど、キミたちそれバレバレでしょう。そんなでっかい声でー』
あなたたちのことですよ、ウォン警部とヤンさん!!
『キミたちは揃いも揃ってマナーモードってもんを知らないのか!!』
第一部ではヤンさんに、そして今回はラウさんに言いたかったので。