クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ3分ポッキリ大作戦


MOVIXさいたま
一人で

ある日、野原家の居間の掛け軸の裏側から時空調整員ミライマンが現れ、3分後の未来で暴れる怪獣を倒し、現実の世界が危機に瀕するのを防いでほしいと告げる。
ミライマンのパワーによって、3分後の世界で思い思いのヒーローに変身する野原一家。
次々と襲ってくる怪獣を倒す快感に酔いしれるみさえとひろしは、家事も会社も育児もほったらかしでヒーロー稼業にのめり込んで行く。
が、怪獣たちは次第に強くなり歯が立たなくなる。そして、傷ついた両親に代わり、しんのすけが立ち上がる。

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今までの映画版しんちゃんの中では地味とか駄作とか言われてるけど、あたし結構好きだなあ。

確かに心に響くものはないですさ。
オトナ帝国や戦国やカスカベボーイズみたいな路線ではないから。

でもあたし結構好き。
結構な馬鹿映画ですもの。
怪獣「波多陽区」とか「10年後に観たら「うわー、いたなあ」ってなりそう」って笑ってしまいましたもの。

「ひまの素敵なお兄様だから。ひまのお友達と合コンするんだから」と出陣するしんちゃん。

かっこいいよ、ほんとにまあ、この子は毎年ちょっとずつオトナになってー。

エンドクレジットに流れる「怪獣図鑑」がまたたまらなく良い。
あとパンフの「空想科学」がツボでしたね。
「パンチよりも射程距離の短いビーム攻撃しかできないラビビーン関根」…おーい!!


確かに深さはないけど、楽しい時間をすごせたということで、アリですな、はい。