ゴジラ FINAL WARS
ゴジラ FINAL WARS スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: DVD
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MOVIXさいたま
一人で
度重なる戦争と核実験。
発達しすぎた科学は地球の環境を歪め、眠っていた多くの巨大怪獣を呼び覚ました。
その脅威に対し、地球防衛軍は特殊能力を持つ超人類=ミュータント兵による“M機関”を組織。
M機関のメンバー・尾崎(松岡昌宏)は、ライバルの風間(ケイン・コスギ)たちと激しい訓練に励んでいた。
そんな折、北海道沖で巨大怪獣のミイラが発見される。
尾崎は国連から派遣された生物学者・音無美雪(菊川玲)に同行して調査にあたるが、そのミイラが不吉の予兆だったかのように、突如、世界各国に怪獣たちが出現。
人類VS怪獣の最終戦争が勃発するのだった!
☆★☆★☆★☆★
すんげー面白かったです。
なんてこと書くと往年のゴジラファンに殴られるかもですが、あたしはとっても楽しみました。
キャストが楽しいんですもの。
ドン・フライにレイ・セフォーでしょ、船木正勝さまにケインくん、國村隼さんに伊武雅刀さんに北村一輝…わくわくするなんてもんぢゃありませんわな。
特に北村さんは思いっきり楽しそうに演じてて、見てるこっちも楽しい嬉しいたまんない。
船木さんなんてベタだけどかっこいいのなんの。とても「デビルマン」のジンメンと同一人物とは思えないかっこよさ。
あたしは「捨て身の守備」ってやつに弱いんだなあ、としみじみ。
ここ数年ドラマ離れしてるからわかんないんですけど、ケインくんはいつのまにやら「悪い顔」が出来るようになっていたんですねえ。
たしかにモンスターボックスんときの彼は「絶対こいつ、ほんとは性格きっついんぢゃねーか」と思ったりもしましたけど。
悪い顔のケインくんがまあそそることそそりまくること。
「エビは嫌いなんだよ」と、あの相変わらずうまくならない日本語でかます…うひょー!!(壊れた)
國村さんはもう、相変わらず、なんともまあ、ほんとにもう…うひー(壊れた)
この人は最近旬なのかどうかは知りませんが、とにかくやたらいろんなとこに出てくれているから、あたしとしては非常に嬉しいですなり。
あ、人についてだけばっかでなくて、怪獣も書かないといけないか。
エビラ、ガイガン、カマキラス、クモンガ、モスラ、ミニラ、ガジラ(「マグロくってるやつは駄目か」の北村くんのぼやきに大爆笑)…ほかにもわんさか。
まさに「お祭り」。
元締はやっぱり三つ首の「あのかた」。カイザーギドラくん。かっこいいし、妙にコミカルで、またしても「うひー」(馬鹿です)
そう、本当にこれはとにかく賑やかな作品。
見納めとばかりに打ち上げ花火の如く昭和の怪獣が次々登場すると思わず興奮しちゃったさ、あたしは。
懐かしの怪獣たちとゴジラのバトル、地球防衛軍とX星人の攻防とシリーズ集大成の『ゴジラ映画FINAL PARTY』でした。
往年のゴジラファンの方々は激怒されてるようですが、お祭り映画好きのあたしとしては、非常に楽しめました。
ああ、日本にもこういうアクション撮れる監督が出てきたんだなあ、とちょっと感慨。
北村監督にはアクションは凄いけど人物を描けないという評判があるし、事実それは否めませんけど、これは極上のB級アクション映画。
うん、面白かった。うん、満足。
映画館を出てこう思える作品だったんだから、あたしにとっては充分アタリでしたね、うんうん。