Mr.インクレディブル
- アーティスト: マイケル・ジアッチーノ
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/06/15
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (349件) を見る
試写会
有楽町・よみうりホール
みはるちゃんと
スーパー・ヒーローの黄金時代。
正義のために戦う彼らは、人々の尊敬と憧れの的だった。
だがその桁ちがいのパワーは社会に損害を与えることも多く、ついに政府はスーパー・ヒーロー制度の廃止を宣言する。
それから15年。
人気・実力とも最高のヒーロー“Mr.インクレディブル”も、今や保険会社のしがない社員ボブ・パーとして暮らしている。
元スーパー・レディの妻と3人の子供との生活は表向き幸せだったが、ボブはかつての充実感を忘れられず、悩んでいた。
そんな折、元スーパー・ヒーローが次々に行方不明となる事件が起こる…。
☆★☆★☆★☆★
この試写会、出だしが悪かった。
アニマル浜口父子がトークしたんですけども、段取りが悪くて悪くて、観てるだけでイライラして
(なんでも浜口父が「インクレ体操」なるもののキャンペーンをやってるかららしいんだけども)
映画始まったころには結構不機嫌になってたんですわ、あたしゃ。
そんなときにウジウジ煮え切らない娘、過去の栄光にすがりついて現実逃避する親父、あたしが一番嫌いなタイプの息子が続々出てきて
「この家族、みーんな嫌いだ!!!!!」となっちまったんですわ。
でも、二回目に甥にせがまれて一緒に行ったら…悪くないぢゃありませんか、この映画。
あたしはボブの相棒フロストくんと、謎の美女ミスティークさまが好きですね。
(メインどこの家族でなく、脇だってとこが我ながら「ああ、あたしだなあ、やっぱり」なんですが)
しかしねえ、たしかに社会への損害でかいよね、ヒーローってのは。
ガキんときにウルトラマンに破壊されまくる町を観て「地球は救われたけど大丈夫なのか、このあと」と可愛げないこと考えていたあたしは
「悪魔の棲む家」とかのホラーで家が崩壊していくのを観ると「保険入ってるのかな、ちゃんと。保険会社は悪霊のせいだってのに金払ってくれんのかな」と心配になる大人になりました。
アメリカはヒーローが乱立して町をぶっ壊しまくっているから、修復やなんかで「流通」が盛んで、だから富んでいるのかなあ、なんて今回もちょっと
本筋とはまったく関係ないとこで納得してしまったんですけども。
うん、面白かった。
甥みたいに「この家族になりたい」なんてとんでもないこと思いませんでしたし、終わってから特に心に残るものはありませんでしたが、
単純に面白かったし、甥の鷹哉は大喜びしていたからそれでいいのかなあ、と。