ビハインド・ザ・サン
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: DVD
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新宿武蔵野館
マイケルさんと
1910年、ブラジル東北部の荒野。プレヴィス家とフェレイラ家は長年にわたり土地争いを繰り返してきた。
その憎しみの連鎖により、プレヴィス家の長男はフェレイラ家の者に殺されてしまう。
20歳になるプレヴィス家の次男トーニョ(ロドリゴ・サントロ)は、不毛な争いに空しさを覚えながらも父の命令には逆らえず、兄の仇を討つ。
今度は狙われる側になったトーニョだが、幼い弟と見に行ったサーカスで美しい娘に一目惚れしたのをきっかけに、外の世界に憧れはじめる…。
☆★☆★☆★☆★
ほんの100年前の設定とは思えない、神話的世界。
ロドリゴ君は、ラテン系なのに,ガエル君のような「目力」でガンガン来るタイプの顔ではなく、見てるだけですべてを癒してくれるような美しさ。
ほんとに綺麗なんだよね
「チャリエン2」で悪いバイカー登場!!…誰、このありえねーくらいの男前さんは??!!
「ラブ・アクチュアリー」で名前が確定した。うわー、綺麗だよなあ。
そしてこの映画のロドリゴくんは、最初から最後までとにかく綺麗。胸がしめつけられるくらいに綺麗。
表情も動作もほんとに麗しい。
いやあー、神様は彼を作るときにはきっと滅茶苦茶楽しんで作ったんだろうなあ、と思わせるくらいに、信じがたいくらいに綺麗。
えー、なんでこんなに彼を褒め称えることで文字数を稼いでいるかといいますと、この映画、めっちゃくちゃ重たいんです
暗い、重たい、悲しい、切ない。救いがあるんだかないんだか。
終わった瞬間に『ど、ど、どうしよう…』となってしまい、終わってから談話室滝沢で会話しても「ど、ど、どうしよう」
かくしてあたしは決定しました。
「困ったときの役者逃げ」を使おうと。
この映画に対してのあたしの感想はロドリゴ・サントロくんを褒め称えるのみで終わらせてくださいませ。
思い出しただけで際限ない深淵の底に沈んでしまいそうな気がするのです。
凄い作品です。良い映画です。でももう一回観るかと言われたら、ロドリゴくんの存在があったとしてもあたしは躊躇してしまうかもしれません。