キャットウーマン

キャットウーマン 特別版 [DVD]

キャットウーマン 特別版 [DVD]

MOVIXさいたま
ひつじちゃんと

大手化粧品会社のデザイナー、ペイシェンス(ハル・ベリー)は、会社でもプライベートでも自分に自信が持てない女性。
ある夜ペイシェンスは、発売直前の新作クリームに隠された秘密を立ち聞きし、何者かに追われるうちに命を落としてしまう。
その時、彼女に不思議な異変が起こる。再び目を覚ましたペイシェンスは、驚異的な反射神経と跳躍力を持つ、自信に満ちたキャットウーマンとなっていた!
自分を殺した相手と理由を探るうちに、ペイシェンスはヘデア社の恐ろしい陰謀を知る…。

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これは、「ハル・ベリーの魅力」を堪能するための作品でしょう。
淫靡な感じがせず、健康的にセクシーな彼女の肢体や、動き、美しい姿をたっぷり堪能することができました。
ハル・ベリーが好きなら、見る価値があるんじゃないでしょうか。

その一方、物語的には何じゃこりゃ?ってな部分が多いし、
猫としては不自然なむしろスパイダーマンのような動き、中途半端なアクションシーン等、映画としては粗が目立つのは否めませんが。

でも、単純に大画面で楽しむための【馬鹿映画】としては充分堪能できますわ。

「2046」で「駄目男に惚れる女の気がわかったかも」って書いたけど、今回は「女王様に憧れる男」の気持がちょっとわかった気がしましたわ。

だってあのハル・ベリーさまの「常軌を逸した現実とは思えない造形美」の姿態が、全身レザーで鞭をびゅんびゅんブン回すんですから。

対するシャロン・ストーンさまも捨て身の演技で「お見事でございます!!」って感じでしたね。やっぱ好きだ、この人って〜!!


まあ、いろいろと、深く語れる映画ではないので、あれこれ書きはしませんが、どうしてもこの二つだけは言いたい。

●大理石の肌ってあーた…

老化した肌を蘇らせるかわりに、大理石のような硬さを持つ肌になったって…いらねーよ、そんなの。
大理石の硬さってわりにはぷにぷにしてましたしね。

●感性の違いか?

昔「ベティ・サイズモア」でレニー・ゼルウィガーグレッグ・キニアをこう評した

【あれ以上ハンサムだったら犯罪になるわ】
(ハンサムくんを表現するときにこの台詞を以後使わせていただいておりまする)


…どこが??

そして今回、ベンジャミン・プラットを見てハル様の同僚が言った
「たまらなくセクシー」
「ゴージャス」

…どこが??

メリケンの人の趣味はわかりません。
余談ですがゴージャスでセクシーったら、あたしの中ではトニー・レオンだし
あれ以上ハンサムだと犯罪になるったらニコラス・ツェーとかエディソン・チャンだし(香港は男前の量産地だよな、まさに)

まあ、アジア系が好きだからしょーがないのかな、あたしは
でも、ベン・プラットとかグレッグ・キニアってのはそこまでのハンサムなのか?とおもうことしばしだったりするのでした。