コラテラル
コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: DVD
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MOVIXさいたま
一人で
夜の大都会ロサンゼルス。タクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)は、空港でクールないでたちのビジネスマン(トム・クルーズ)を拾う。
男はヴィンセントと名乗り、多額のチップと引き替えに、マックスに一晩の専属運転手を依頼する。
最初の目的地で事件は起こった。
ヴィンセントが建物に消えて数分後、マックスの頭上に死体が降ってきたのだ。驚きに言葉を失うマックス。
車に戻ったヴィンセントは、自分が組織に雇われた殺し屋であることを明かし、死体をトランクに詰んで次のターゲットの元に向かうよう命じる。
2人の長く危険な夜がはじまった…。
☆★☆★☆★☆★
予告の時点ではひっかからなかったものの、とりあえずトムちんの映画はどういうわけかちゃんと毎回押さえているあたし。
【最後の典型的なハリウッドスター】と思っているトムちんの作品だから、はずしはしないだろうという安心感がある。
というわけで、予想を裏切らない、うまいことできて悪くない作品でありました。
ストーリーがなかなか面白い。スピード感も良くて、最後までダレずに飽きさせることなく、でした。
でもさ、これって主役は「コラテラル(巻き込まれる)」なのだから、ジェイミ-・フォックスぢゃないのかなあ。
そう宣伝できないにしても、もっと彼をフューチャーしてあげても良いと思うんだけど。
まあ、興行収入ってもんがあるから、宣伝する方としてはそう出来ないのかと思うと、「せちがらいねえ」と呟いてしまいます。
しかーしトム・クルーズって、悪役向いてないよなあ。
人殺しに見えないんだもん。
白髪と髭でごまかしているのだろうが、内面から人の善さが見えてきてだめだ。
あたしったらいつトムちんが、【暗殺者の仕事が実は嫌だ】と言い出すかとハラハラ(?)しちゃったわ。
でも後半の盛り上がりは、トム・クルーズが「ターミネーター」に見えるほどで【すげーな、トムちん】と感心しちゃいましたさ
うん、トム・クルーズは、悪役というキャリアを1つ刻むということには成功したってことで。
でもやっぱり、ジェイミー・フォックス。この映画は、彼のためのものと言ってもよいでしょうな。
最後に
冒頭に出てきた(多分カメオ)ジェイソン・ステイサムくんに「うほー」と奇声あげちゃったです。
自分のこの性質が情けないったら…