アラモ
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MOVIXさいたま
一人で
1836年、メキシコからの独立を目指すテキサス義勇軍が、アラモ砦を占拠した。
若き司令官トラヴィス(パトリック・ウィルソン)は、義勇兵のリーダー、ジム・ボウイ(ジェイソン・パトリック)と対立しながら、砦を守る任務に就く。
テネシーからは伝説の英雄クロケット(ビリー・ボブ・ソーントン)が加わり士気が高まるが、数千というメキシコ軍の前に兵力の差は一目瞭然だった。
テキサス州議会のヒューストン将軍(デニス・クエイド)は、仲間の危機を知りつつ、兵力の足りない軍を動かすことをよしとせず、冷静な命令を下す。13日目、夜明けの暗闇の中、メキシコ軍が静かに砦に近づいていた。
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わかってるんですけどね。
要はメキシコ領に入ってきた外国からの滞在者が自国への編入を求めて武力行使に出た話ですよね。
それに乗じて国境を越えて軍を送り、占領して自国領にした話の一部を美化している訳ですよね。
教会を背景に立てこもったので銃を向けられなかったと言う熱心なキリスト教信者のメキシコ兵の手記を読んだ事もあり、
イラクなどと重なってアメリカなら何をやっても正しい、と言う風に取れちゃったですけどね。
でも、人物描写が細かかったので、「一方的」ってわかっててもあたしは不覚にも感動してしまいました。
ってか、ビリー・ボブ・ソーントンが良くって。
英雄でいなくてはいけない宿命の男、最後の最後までみんなの望む英雄であることにした男。
苦笑いとともに「デイヴィー・クロケット…」とつぶやいた表情にあたしは泣きました。
一方的で、「悪いのはあっちで俺らは悪くない」って映画は嫌いなんだけど、それでもあたしは感動してしまった。
それはあたしの「おじさん好き」ってツボにこの映画がびしっとはまってしまったからなんでしょうけども。
2時間を越える長尺なんだけども、それを感じさせなかったってとこでもあたしはこの映画を評価いたします。
まあ、DVDは買わないだろうし、もう1回って言われても「うーん」ですけどもね。
しかし重たかったなあ。次は軽い馬鹿映画にしよう。
ヘルボーイ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
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