サンダーバード
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2004/11/10
- メディア: DVD
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なっしーと
絶海の孤島トレーシー・アイランド。
元宇宙飛行士のジェフ・トレイシー(ビル・パクストン)と息子たちは、この島を拠点に、最新鋭メカ“サンダーバード号”による災害救助活動に励んでいる。
兄弟の末っ子アラン(ブラディ・コルベット)はまだ学生だが、正式に隊員となって活躍する日を夢見ていた。
そんな彼らにかつてないピンチが訪れる。
過去の災害で救出されなかったことを逆恨みするフッド(ベン・キングスレー)一味が、サンダーバード5号をミサイル攻撃。隊員たちが救助に向かった隙にトレーシー・アイランドを乗っ取ってしまった。
地球の命運は、島に残っていたアランに託された!
☆★☆★☆★☆★
世間では酷評されてますよね、これ。
でもあたし、実はかなり好きだったりするのでした。
いや、深みとかオリジナルへの経緯とかそんなもんは全然ありゃしませんよ。
オリジナルを熱愛してる人たちはそりゃ怒るだろうなあ、と。
(あたしも眼のとこが光る不気味な電話を熱愛してるクチですが)
でもね、これ、あたしまぢでかなり好き。
だって馬鹿馬鹿しいんですもの。
【ものすごーく金をかけた東映まんがまつり】って感じですかね。
金はそこそこかかってるくせに、妙にチープで…こんなマリオンとかでなくシネパトスあたりでやってなくていいのかって。
(誤解のないように言っておきますが、あたしはシネパトス熱愛しております。あの雰囲気もあそこで上映される映画も全部)
ジェットモグラとトレーシー・アイランドを実写で観れたってんで既に満足だし
ペネロープさまとパーカーには悶絶しそうなくらい大爆笑いたしました。
そしてトレーシー・ブラザーズがまあ、ほんとに「おいしそー!!」とヨダレ出そうなハンサムさんばかりで。
(あたしとしては次男ジョン・トレーシーくんがツボだったりする)
まあ、確かに映画としての完成度はどうかと思うけど、あたしはそれなりに楽しめましたわ。
難を言えば「なっち」の字幕
「He is Tracy」…いわゆる「彼もトレーシーの名を持つ男だ」って台詞が「うちの子だ」
…いや、まちがっちゃいないんですけど、「トレーシー」の名に対する誇りってもんが…ま、いいか。東映まんがまつりだ。
最後に
ビル・パクストンは「ターミネーター」で冒頭シュワちゃんに服奪われて殺されるパンクからずーっと「出世」を見守っているんですけど、
いまひとつ「どかーん」とこないとこが不憫ですね。そこがまた好きなんですけども。