バイオハザードⅡ アポカリプス

試写会
有楽町・よみうりホール
みっぽんちゃんと

アンブレラ社の地下施設から生還したアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
病院で目覚めた彼女が見たものは、アンデッドに支配されたラクーン・シティの惨状だった。
生存者たちはシティからの脱出口であるブリッジに殺到するが、事態の隠蔽を図るアンブレラ社の圧力によりブリッジが封鎖されてしまう。
アンデッドだらけのシティで、アリスは生き残った人々とともに戦い続ける。
だがアンブレラ社は、ウィルス汚染を一掃しようとシティへの核ミサイル投下を決定するのだった。
残された猶予は4時間。恐怖と混沌の中、アリスたちはシティを脱出することができるのか!?


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あたしは何度も書いているようにゾンビ映画が滅茶苦茶大好きです
だからゾンビさん映画というジャンルには徹底的に甘いです。

この映画、もし世間で酷評されていたとしても、あたしゃ余裕で褒めちゃいます。

だってゾンビさんが走らないでちゃんとよたよたちんたら歩いてくれてるんですもの。
(走るゾンビは邪道だ。絶対。何があっても、間違いなく。許せないざんす)
わらわら寄って来て、ダッシュだったら逃げきれないこともないけど、いざ捕まったら絶対に逃げられないっていう恐怖。
これなのよ、ゾンビさん映画の真髄は。

そしてやっぱ戦う美女でしょう。
あたしは「エイリアン」のリプリー、「エイリアン2」のバスケス姉さん、「コマンドー」のレイ・ドーン・チョン、そしてグロリア姉さんにジャッキー・ブラウンという
【タフで強い戦う女】に昔から滅茶苦茶憧れるあたし。

今回アリスに加えてジル・バレンタインさまという「理想的なおねーさま」が戦いまくってくれまして…あふー!!

いや、もう、ストーリーがすっかすかなのも御都合主義なのも、一切不問です。
【あんな戦い方は不可能だ】なんてこともつっこみません。

だってミラジョヴォさま、お美しいし強いし…あの178cmの長身で、ガンかまえてあの冷たい目で見下ろされたら
【撃っていいです、かまわずに!!】ってあたし言っちゃうなあ。

そしてジル。登場場面で「うほー!!」って声あげちゃった。そのまんまなんだもの。
このねーちゃんをまんまモデルにしてゲームキャラ作ったんぢゃねーかってくらいの「そのまんま」っぷり。

…まいりました。もう、なにがあってもこの映画はアリです。大当たりです。

学校で子供ゾンビが出てきたときも「うーっほっほー」…あたし、奇声あげまくってたな、ほんとにずっと馬鹿みたいにね(ごめんね、みっぽんちゃん「)。


ホラーか、これ?ってのは確かにある。
ドーン・オブ・ザ・デッド」同様、これは上質なB級アクション映画って範疇に入るだろうし。

でも、いい。
充分楽しんだし、続きも観たいと思ったし。

ただ、続編作るんだったら、もーちょっとゾンビさんをじっくり観察させておくんなさい。
ゾンビウォッチャーとしてはそれだけがちょっと寂しかったかな。