ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版 [DVD]

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版 [DVD]

イカル日進
ししょーと


ホグワーツ魔法学校の新学期。街では危険な脱獄囚シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)の話題で持ちきりだった。
噂によると、ブラックはハリー(ダニエル・ラドクリフ)の両親をヴォルデモード卿に引き渡し、死に追いやった張本人。
そして、今度はハリーの行方を追っている。
ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、アズカバン牢獄の看守、ディメンダーを見張りに立てるが、彼らの闇の力はハリーにも影響を及ぼしていた。
新任教師ルーピン(デビッド・シューリス)から、魔力に対する防衛術を学んだハリーだが、ブラックの影はすぐそこまで近づいていた。


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よく出来てたんですけどね。あの長い原作をうまいことまとめてたし。
ダイジェスト版みたくなってんのはしょうがねーんかなあ。

「回を重ねるとこんなもんかな 」

でもさ、でもね、これは言いたい
●パパの世代の友情 アニメーガスのくだりをはずしちゃ泣けないよぉ。。
人狼は もっとかっちょえくしてくれーっセムシ男みたいな ダチョウ人間みたいな どーなの あれ?
●そりゃ ファイヤーボルトももらったけどさー 許可書じゃん 手紙じゃん 最後はさー ブツブツ 

他にもあるんですけどね、つっこみどこは。

うん「回を重ねるとこんなもんかな 」ってことで。

まあ、デビッド・シューリスの存在と、「こんなとこに出やがったか、ティモシー・スポール!!」っていうのでおっけーにしてあげませう。

ティモシーが出るってんで、いったいどこにだ??とずーっと考えてたんだけど
考えなくてもあのキャラはあれしかないよな。
あの下品でどうしようもなく小汚い風情は…本領発揮!!ってやつですかいな。


あー、あたしほんと好きだな、この人ー。
会うのが「ラスト・サムライ」以来だったから、嬉しくて嬉しくて。

エマ・トンプソンとか、ブリティッシュのおいしいどころが毎回毎回出てくるこのシリーズ。
内容はまあ不満が残るとしても、キャストで楽しめるからいいのかな。ジュリー・クリスティとかね。
(今回マギー・スミスの出番少なくてちょっと残念ですが)

できたらいずれ、イギリスの誇る若手俳優ジェイソン・フレミングを是非お願いしたい。

あたしの中ではフィルチはジェイフなんだけどなあ。
猫を抱えて登場されたら悶絶卒倒しちゃうわな。


そうそう、ハーマイオニ(エマ・ワトソン)がどんどん綺麗になってくなあと感嘆。
嫌いなんだけどね、この子。でも綺麗になってくなあ…キルスティン・ダンストはこういう路線辿れなくて残念だったな。

そしてマルフォイがますますかっこよく、尚且つ「へたれ」になってて、それがまたツボ。

あんど、ネヴィル・ロングボトムくんが結構かっこよくなってきたなあ。

北の国から」みたいに成長を楽しむ映画になってきたか…まあ、それも楽しみのひとつだ。

うん、まあ、悪くなかったっす。吹替で観たんだけど、細かいとこじっくり楽しめて良かったかな。

次回も監督が変わるんだったっけ。
さて、どうなることか。

でも大丈夫【回を重ねるとこんなもんかな】って逃げは常に使えるんだから♪