ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還


古河光映会館
たけるくんと

冥王サウロンの指輪を葬る旅に出た仲間たち。
アラゴルンたちと別れてしまったフロドとサムは、ゴラムの案内で滅びの山へと近づいていたが、
指輪を取り戻したいゴラムは、2人を陥れる計画を練っていた。
一方、ヘルム峡谷の戦いに勝利したアラゴルンたちは、オルサンクの塔を襲撃したメリー、ピピンと合流する。
再会を喜び合う間もなく、サウロンが人間の国ゴンドールを襲うと知ったガンダルフは、
ゴンドールの執政デネソールに忠告するため、ミナス・ティリスの都へ向かった。


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面白かったっすー
3時間を超える長尺を全く感じなかったもの
(でも、エンドクレジット始まったら「あ、首痛い、腰痛い、肩痛い」だったですけどね、さすがに)


以下、思ったこと、つっこみたいことを延々つらつらと書いていきたいと思います


●オープニングでいきなり痺れましたね。
「おお、スメアゴル!!」


●あたしが感動したのは
アラゴルンの「君たちは頭をさげる必要ないんだよ」のシーン
ホビットはこんなにも小さな種族だったんだと思うと、あらためて彼らのこれまでの闘いに
まぢで感動せずにはいられなかったですね


●ボロミアくんが「回想」で出て来てくれて、その瞬間涙がぼわーっと…
【あのね、ボロミアくん。キミがそんだけ頑張ったにも関わらず
メリーとピピンはそれをぼーっと見てるだけで逃げなかったから、マヌケにもとっつかまっちゃったんだよ
不憫だね。ほんとにね。
でも、彼らもちゃんと成長したから、どうか成仏してね】


なんて語りかけちゃったりして。


●公開前より言われていたサルマンとグリマの登場シーンがすべて削られているって噂
ほんとだったんだー。
結構ショックだなあ。あたしおちぶれサルマン観たかったのに。原作でもかなりお気に入りの場面なのに
まあ、後日DVDには追加されるそうですから良しとしましょう


●毎回気になってたんですが、ガンダルフって魔法使いなのに、戦うときは剣つかうっすね。
RPGの基本では魔法使いは剣を装備できないんだけどな。
ってか、攻撃魔法というものがないんだろうなあ。
白の魔法使いだったら「ホーリー」とかいけそうなのに…だから違うって 


王の帰還といいながらもアラゴルンがそれほどクローズアップされてないよな
これだけ長尺なのに、もう少し掘り下げたらいいのに・・・と、少々もったいない気が。


アラゴルンって最後のほう太った?


リブ・タイラー、また顔が長くなったか?


●噂には聞いていた、レゴラスの動き
いやあ、笑った笑った。
「燃焼系〜燃焼系〜 こんな運動したくても ムリッ!!」ってBGM頭の中に流れましたね。


「ぱおん」(あたしガキんときから象をこう呼ぶんです)に飛び乗る彼の姿は
【敵におっかけられて木の上に駆け上がろうとするトカゲかヤモリ】のようでした。


せっかく「ぱおん」を独占したのに、やっつけちゃうんだもんな。勿体無いなあ
FFX」でティーダが言ってたのにな【おっきい動物に乗るってのは男子共通の夢】って。
レゴラスはエルフだから、「ぱおん」はどうでもいいのかな。
同行した青年は「も、も、もったいねー!!」とつぶやいていました。


あたしも「ぱおん」乗りたいと思ってる人なので
「ぱ、ぱおんに乗れるなら、あたしサウロン側で戦いたいですー」…馬鹿だなあ。


●この作品のほんとの英雄ってサムぢゃないですか??
いやあ、えらいよ、サム。
あたしは彼の姿に涙したよ。


そんな英雄に対して、あたしは暴言をかました。
フロドが土壇場であーなっちゃったときに、あたしは思った


【いいからフロドごと崖から突き落とせよ、この役立たず庭師!!】


…ごめんなさいー


●この英雄に暴言かました場面ですが、スメアゴルは幸福に「退場」できたから、いいのかもな
「愛しいしと」と一緒になれたんだからさ、永遠に。


うん、今んとこはこんなもんかな
劇場内結構うるさくて(あの映画館あたしの「聖地」なのにー…号泣)


吹替版でもっかい観る予定なので、そんときにまた追記するかもしれません。


とにかく、面白かったっす。
最初から全部続けて観たい気もするけど、9時間を超えるんだよな…体力つけてがんばるかな