コール

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丸の内プラゼール
たけるくんと



カレン(シャリーズ・セロン)は、夫のウィル(スチュワート・タウンゼント)と6歳の娘アビー(ダコタ・ファニング)と幸せに暮らしていた。
ある日、アビーが誘拐され、カレンの前に誘拐犯ジョー(ケヴィン・ベーコン)が現れる。
ジョーの従兄弟マーヴィン(プルート・テイラー・ヴィンス)がアビーを拘束し、妻のシェリル(コートニー・ラブ)が出張先のウィルを見張っている。
3人は家族を別々に監視し、これまで何度も誘拐を成功させていた。
しかし、ジョーの計画はアビーの持病によって狂い始める。
さらに、娘を愛する夫婦の行動は、ジョーたち3人に思いもよらない混乱を巻き起こしていく。


☆★☆★☆★☆★


これね、予告でえらい期待してたんすわ。


期待がでかすぎたんかなあ。
いや、悪くはなかったんだけどもね。
でもさ、なんてんですかねえ…終ってからどうしても言いたいことがありましたの。


【これってさ、みんなへたに逃げようとしたり攻撃したりしなかったら、穏便に、あんなエキサイティングなことにならないで解決してたんと違う??】

(あの終り方は「いくらなんでも旦那、そりゃあ、やりすぎだよ」でした)
即座に言われました


【それを言っちゃぁ、おしまいですよ】



…だって、(ネタバレになるので詳しくは書かないけど)娘を助けるどころか殺しかねないやり方は、
それに巻き込まれる周りの無関係な人々も含め、迷惑この上なしですってば。
ダコちゃん預かってたのがマービンくんだったからよかったようなものの…あ、でも、亭主はそれ知らないんだから
やっぱ娘の命のこと、考えないで行動を起こしてるぞ、この両親は。


後半は子供を救うためなら何でもあり。
登場人物が、ほぼ全員ぶち切れモードに入ってるし・・・だからそれ、まずいっしょ。おとなしくしてよーよ


なんか、勿体無いなぁ〜って映画でしたね。いくらでももっと面白くできた気がするもんで。
ただし、この映画、あたしは笑いました。かなり。


やってくれました、ケビン・ベーコン
「やることがせこい悪党」やらせたら天下一品
(せっかく透明人間になったのに、綺麗なおねーちゃんレイプして、昔の恋人痴漢して、同僚のトイレ覗いて…
インビジブル」では見事に本領発揮してましたな。
スリーパーズ」の綺麗な少年を性的虐待するエロ看守も抜群だったしなあ)
はまってたな、たまりませんな。


そして今回もやってくれました。
ケビン・ベーコンといったら【脱ぐ】
とにかく【脱ぐ】、無意味なくらいに【脱ぐ】
たまに脱がない映画もあるけど、脱いだ映画より脱がない映画数えた方が早いもの。
ここ数年は非常な高確率で脱いでます。「ワイルドシングズ」での無意味なフロントヌードは記憶に新しいですものね


パンフに「脱ぎ魔」って表現がしてあって、「よかった、あたしだけぢゃなかったのね、そう思ってたのは」って安心。


今回もはい、見事に脱いでくれました。
誘拐するときゃ奥さん担当。狙うのも奥さんが美人なおうち。
「寝室が見たい」とかもう、えろえろ全開。


奥さんがまあ、往生際が悪いってーか、頑張ってるんだけどいかんせんアタマ悪いから、ベーコンくんの言うこと聞きゃしない。
抵抗しまくる、しまくる。
尻の割れ目に●●かくしたときには大笑いしましたからね。


そこにケビンくん登場。臍下毛かアンダーヘアなのか微妙な毛がのぞくあたりまでのローライズパンツ。
興奮しまくってるのか、まだ殆どなんも始まってない状況だってのに、のけぞって感じてるんだもの。大笑い。


奥さんの反撃は「あんたそれ、しゃれにならんでしょ…娘のためならなんでもするなら、それやっちゃいかんでそ」


…まあ、反撃されたケビンくんが哀れなんだけど異常におかしくて、大爆笑こいてました。


うん、ケビンくんの脱ぎっぷりが相変わらずだったなーって、それだけの映画かな。
あ、ダコちゃん滅茶苦茶可愛かったけどもね。


規定料金は出せないなあ。千円でもちょっとだったし…テレビの深夜映画劇場かなんかで1回見れば充分って感じですかね。


しかしな、新年一発目がケビンくんの裸…いいのかこれで。