チャーリーと14人のキッズ


試写会
九段会館
かどいちゃんと

広告会社のやり手社員チャーリー(エディ・マーフィ)は、新製品のキャンペーンが大失敗に終わり、同僚のフィルとともに会社をクビになってしまう。
再就職も決まらず、家計は苦しくなるばかり。
仕方なく、息子のベンが通う超高額な保育園を退園させるが、安い保育園はどこもいい加減な所ばかり。
そんな時、「安くていい保育園を開いたら大儲け」と聞いたチャーリーは、フィルを誘って自宅で「パパの保育園」を開くことに。
近所の心配をよそに、個性的な9人の子供たちが集まるが…。


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ベタなんだけど、面白かった。
そりゃあんだけ芸達者な子供たち集めたら愉しいし、面白いやなって、意地悪なこと言いたくなっちゃうけども。


エディーがやっている元エリートサラリーマンと人見知りの息子が初めは意思疎通がうまく行かなくって大変だったけど
それを乗り越えてうまく行くってのも、あざといっちゃあざといけど、ちょっと涙腺きちゃったわ。
ああ、あたしもまだ人間としてやってけるんだわね、と安心(おいおい)


アンジェリカ・ヒューストンはやっぱ凄いなあ。
彼女があんなことまでかましてくれるだなんて…アダムス・ファミリーとはまた違ったコメディだけど、合うんだなあ、いやはや驚いた。


規定料金出すかって言われたら「千円でいいでしょ」だし、もっかい観るかって言われたら「いや、いいっす」だろうけど、
それでも人に薦めるかって言われたら「うん、損はしないと思うよ、いーんぢゃない?」って言うでしょうね。


「あー、おもしろかった」って帰途につける、安心して楽しめる映画でございました。終ってから心になんも残らなかったけどね。