シャンハイ・ナイト


試写会
新宿・厚生年金会館
かどいちゃんと


時は19世紀末。
中国・紫禁城に、皇帝の証とされる“龍玉”を狙った窃盗団が押し入る。
龍玉の番人チョン老人は、謎の英国人に暗殺され、娘のリン(ファン・ウォン)に龍玉の奪還を託す。
同じ頃、アメリカ西部の保安官チョン・ウエン(ジャッキー・チェン)に1通の手紙が届く。
それは父の死を知らせる妹リンからの訃報だった。
父の敵を討つべく、ウエンは相棒のロイ・オバノン(オーウェン・ウィルソン)とロンドンに乗り込み、犯人を捜し始める。
だが事件の背後には、大英帝国の王位を狙う恐るべき陰謀が潜んでいた…。


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前作観てないもんで、どうかなと思ったんだけど、まあこの手の作品はそれでもそこそこ楽しめてしまうものなんだわな。
観てたら細かいつながりがわかってもっと楽しめるんでしょうけどもね。


しかし、ジャッキーは「タキシード」んときも思ったけど「好青年」は年齢的にきついでしょう。
(年齢重ねて、なんかウッチャンより武田鉄矢に酷似してきたよなあ…「ハンガー」使って戦うかと一瞬期待しちゃったわ。バカあたし)
アクションもそろそろスタント使ってもよさそうな気が…痛々しいです。
愉しかったけどね、傘を片手に「あーいむ しーんぎん ざ れいん♪」んときなんて「うほほ」でしたから。


敵役のドニー・イエンさまとのアクションはもう悲しいぐらいに差が出てしまっています
ドニーさま、キレがあるから。ばしばし決まるから。かっこいいから。
これはドニーさま熱愛のあたしだけの意見か?いや、多分違うな、連れのかどいちゃんもそう言ってたから。


そうなんですね、ドニーさまを観たくてこの映画行ったんですわ。出てなかったら多分スルーしちゃったし
(彼が出てなくて試写会当たらなかったら間違いなく行かなかったな)


ほんっと、ドニー様、まぢで凄い。
でも、凄いからこそアクション場面が少ないんだな、悲しいことに。
ってーか、全力でアクションさせたら、ジャッキー食っちゃうだろうからなんだろうけど


登場したときにゃ驚いた
「な、な、なんだこのぽまーどぺったり頭のタキシード猿は?!」


…そーなんですよね、ドニーさまってうちの親分曰く「進化の途中」みたいな顔ですから。
それが「皇帝の弟」ってタキシードで登場されてもなあ。


しかもドニー様、ぜんぜん戦ってくれない。
なんで?なんで?なんで戦わないの?
ってーか、脱いでくれないの?腕だけでいいからお願いしますよ
(何度も書いていますが、あたしは彼の「腿だろ、それ」ってくらいにぶっとい二の腕に惚れ倒しております)


クライマックスが近づき、やっとドニー様が戦ってくださいました。


「うほほほほほほー」


…ごめんなさい、奇声あげちゃいました。
だってかっこいいんですもの。動きに一切の無駄がなくて、本当にお美しい。


しかしまあ、ドニー様をあんなんで「散らせて」しまうとはなあ。もったいないー



ほんとにジャッキー、そろそろ、世代交代の時期なんですかね〜。
もう少し若くからハリウッドに進出できていたら、凄いことになったのではと悔やまれます。
でも、若くからハリウッドにいたら、あの頃のジャッキーはなかったとも思われ、痛し痒しという感じですな。 


うん、そうですね、面白かったですよ。
DVD買おうとかまでは思いませんけど、WOWOWとかでやったら録画しとこーかなと思いますけども。