ブルース・オールマイティ

新橋・ヤクルトホール
みはるちゃんのご招待



ブルース(ジム・キャリー)は、地元バッファローのテレビ・レポーター。
密かに狙っていたアンカーの座がライバルに奪われ、ぶち切れたブルースはライブで放送禁止用語を連発、局をクビになってしまう。
怒りにまかせ、天に向かって「職務怠慢だ!」と怒鳴りつけたブルース。その日から、ポケベルに謎の番号が。
彼を呼び出したのは、真っ白なスーツの神(モーガン・フリーマン)。
神はブルースに「不満があるなら君が神の仕事をしろ」と、全能のパワーを授けることに…。


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不器用な男に突然舞い降りた、不思議な力。そんな夢のような状況のなかで、本当に大切なものを見出していくハートフルなコメディってやつですな。


ブコメディってのは苦手なものに入るんだけど、これは悪くなかったな。
ジム・キャリーモーガン・フリーマン、そしてジェニファー・アニストンっていう、いいキャスト揃えたせいなんだろうけども。


うん、ほんとに面白かったっす。


おそらくアドリブだらけであろうジム・キャリーの芸術的な顔と体の動きは必見!
ホントにこの人,特に「好き」ってわけぢゃないんだけど、今のハリウッドにこんだけの「技」持ってる人が、
そしてこの「ポジション」にいる人がいったい何人いるんだろうって考えると(「いねーよ」があたしの答え)、
やっぱ秀逸・随一だなあって感心しますわ。


モーガン・フリーマンは、安心して観てられますね、相変わらず
この作品で「ドリームキャッチャー」のカーツ役のことは【なかったことにしてさしあげてよ、ほーっほっほ】
…なにもんだ、あたしゃ。


そしてそしてジェニファー・・アニストン
あたしゃこの人に関しては「なにやってもおっけー」と、無条件で手放しで満点つけてしまう傾向があります。
今回は(いや、今回も)、あたしのこのエコヒイキを差っ引いても【可愛いなあ、いいなあ、この人】だったと思うです。
ブラピは嫌い。でも、彼女を嫁さんに選んだという彼の趣味の良さだけは認めますわ。
【ブラピの嫁さん】って説明しないとまだ世間にわかってもらえないのがもったいないなあ。
ほんとに、それがなくても充分すぎるくらい、いい女優さんなのに。
(まあ、「フレンズ」のレイチェルって肩書きから抜けるほうが、ブラピ夫人の肩書きより難しい気がするんだけど)
ほんと良かった。可愛かった。


ラストに向けてのお涙ちょ〜だい展開もありにする。
彼女のメールにはマジで涙腺うるみましたから。


うん、面白かった。いい映画だったなあ。


確かにベタだけども、それでも良しとさせてくれる、こういう作品って好きですね。