SSU

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新宿トーア
ししょーと



幼い頃から親友として育ったキム・ジュン(シン・ヒョンジュン様)大尉とイ・テヒョン大尉。
2人は海軍のエリート潜水部隊―SSUに所属し、屈指のダイバーとして軍務に従事していた。
ある日SSUに、訓練教官としてカン・スジン少佐が着任する。スジンとジュンは訓練生時代に愛し合った仲。
だがジュンは、テヒョンも彼女に密かな思いを抱いていることを知り、その恋に終止符を打ったのだった。
苛酷な任務の中、再び運命を共にすることとなった3人。
そんな折、上層部が発動した作戦を巡り、ジュンが上官と対立。謹慎処分を受けてしまう…。


☆★☆★☆★☆★


一日に2本連続「崩壊モード」全開になっちゃうようなチョイスをかましたなあ。

だって、だって、シン・ヒョンジュンですもの。あんちゃんですもの。


ストーリーはベタですよ。
「愛」
…たとえ親友のためでも、女のほうの気持まったく考えずにこういうことするのはどうかと思うけどね
でもまあ、あんちゃんだからいいかあ。


「友情」
…いくら親友でも勝手に日記読んじゃうのはどうかと思うけどね
でもまあ、あんちゃんだから…いや、よくない、これは絶対よくない


「義」
…凄いなあ。あたしにはとても出来ないってーか、はなからしない。



そう,愛と友情、それに馬鹿な上層部が絡んで、最後は「義に篤い男の物語」という所に話が落ち着く。
ベタですよねー、まぢで。


でも、そのベタさも全然おっけーにしてしまうのが、あんちゃんの存在。
あんちゃん以外も芸達者な人が揃ってて(まだまだ知らない人がいっぱいいるなあ。韓国映画、もっと勉強しなくちゃ)
特に出世しか頭にない上層部の馬鹿どもは、ほんっとに憎憎しげで「ああ、うまいなあ」とか感心しちゃった。
反抗的な若僧がああいう展開に行くとはなあ。でもまあ、あれはあれでいいのかな。


うん、安心して観ていられる、「予想を裏切らない」作品ってとこですかねえ。
そうですね、一言で言うなら「男のメロドラマ」ってやつ?
ああ、もう、あんちゃんー!!!!!!!(壊れてます)


ほんと、よくできてますよ。
「金ばっかかかった学芸会」みたいな映画ばっかこの時期観てたから(陰●師Ⅱとかドラゴ●ヘッドとかね)
【少し韓国映画を見習えよ】って思いましたね。


水中の映像はもう、きちゃいましたね。
どわーっと来るような圧迫感でさあ。
(これがぴあの出口調査隊の手にかかると「押し寄せる波のような迫力」と変換されてしまうんだ、だはは)。
ほんっと、学芸会映画みたいなの作ってないで、邦画も見習えよって。


とりあえず、ベタだけど、なんか懐かしい感じがして、あたしは好き。
あんちゃんに興味がない人が観て、どういう感想持つかはわかりませんけどね。


余談
人間は、あの装備で187mの深海に潜ることができるんすか?
水圧は10mで1気圧ずつ増加します。また、水密度は空気密度の約820倍だと言われています。
この水圧に、人間の身体は耐えられるのでしょうか?どうなんでしょうねえ


(ちなみにこれ、この映画を試写会で観たという、友人マコちゃんからの受け売り)


でもまあ、あんちゃんだからいいわ、うん♪(馬鹿ばっか)