踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せ


日比谷スカラ座
ししょーと




開発が進み、すっかり観光地となったお台場。
日々、迷子や道案内の仕事に追われる湾岸署では、青島刑事(織田裕二)が事件に飢えている。
そんな時、所轄内に不気味な猟奇死体が発見され、本庁から室井警視(柳葉敏郎)らが捜査に到着する。
指揮を取るのは、初の女性管理官、沖田(真矢みき)。
所轄の刑事たちをゴミのように扱う沖田に、青島らは大きな不信感を抱く。
そこへ新たな殺人事件が起きた。現場へ駆り出された湾岸署のメンバーは、張り込みにより犯人に近づくのだが…。

☆★☆★☆★☆★


うん、まあ、そつなくうまいことまとまって、「いーんぢゃないですか、うん」って帰れる映画かなあ。


絵に描いたような管理官。
えらそうで、やなヤツで、それが挫折してっていっぱいいっぱいになって。
結局改心したり、女の武器を使ったりしないでってとこが悪くない。
この人はこの先ずーっと変わらずにいくんだろうな
「人間の本質なんて変わらんっしょ」ってとこで。


とりあえずSAT隊長・高杉亘さんを観に行ったようなもんで。
このかたはもうなにやってもおっけーですの。かっこいいから。
「自分の判断で動いた」…あふー!!!!


あたし、ドラマのほうもちょこちょことしか観てないし、前作の映画は観たけど
歳末なんちゃらスペシャルとかなんて観てないっす


それでもまあそこそこ楽しめたから、いいんぢゃないかなあ。


それなりに評価高いのは、「カメダ 蒲田」ネタがあったから。
あたし、「砂の器」大好きなんですわ。原作も映画も。
「カメダ カメダ」ときて「蒲田」って出た瞬間、どわーはっはっはっはっは。
深津さんが「砂の器」と言った瞬間【まいりましたー】
「カメダ」と言ってくれたギバちゃんに、高得点あげますわ。


「ギバちゃんって、かっこいい役をやるようになっても、やっぱし訛ってんだよな」と常々思っていたあたしですが
「秋田の生まれだが」…やってくれちゃいましたね。
室井捜査官、一瞬だけ惚れました。


あたしはもう、これだけでいいです。充分でし。
まあ、DVDを買ったりはしないだろうとは思いますが。