ワイルド・スピードX2




試写会
有楽町・東商ホール
ひつじちゃん


色とりどりのチューンナップ・カーと若者たちで賑わうマイアミのストリート。
そこに現れたのは、かつて囮捜査官としてロスのレース・チームに潜入したブライアン(ポール・ウォーカー)だった。
ギャラリーの興奮が頂点に達する中、レースのスタートが切られる。エンジン音を響かせて爆走してゆく4台の車。
トップでゴールを果たすブライアン。
だがその直後、警察の包囲網が敷かれブライアンは逮捕されてしまう。
この逮捕劇には裏があった。ロス時代の上司が現れ、彼を再び潜入捜査に就かせようというのだ…。

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んー、あたしは「車は走ればいいし、大衆車で充分」って人だから、どうもこの手のはなあ。
でもまあ、どっかよその世界の出来事だから、いいんぢゃないかなって。


しかしポール・ウォーカーって、いつのまに「ブラピを超える人気者」になってたんだ?
あたしの中では「ザ・スカルズ 髑髏の誓い」(あ、これ、タイトル馬鹿だけど結構面白いっすよ)で「お?」と思い
ワイルド・スピード」で「んー、やっぱ違うか」となり
「ロードキラー」で「うん、違うな」って既に終ってたんだけどな。


この作品の予告で「あら、まだ消えてなかったのね」って驚いたんだな、実は。


しかーし今回はつまらんかったなー。
前作はヴィン・ディーゼルミシェル・ロドリゲスっていうかなりのキャスティングのうまさがあって楽しめたんだけど
(「ざお」ことリック・ユーンも出てて、これがまたかなり良いんだわな)


今回「お!!」と思ったのはジェイムス・レマーさまだけですもの。
このかたは最強馬鹿映画「ウォリアーズ」以来からのファンだから、かれこれ24年…うわ、長いなあ。
いい感じで年をとってて、嬉しいなあ。


でもさ、今回はなんてのかなあ、「うーん、ま、こんなもんでしょう」って感想しか出て来なかったな。
まず、相変わらず「かかし」(ポール・ウォーカーをあたしはこう呼んでいる)はつまんないし
ほんとにスーパーモデルなの?デヴォン青木…胸ぺったんこだよな。足綺麗だけどさ。
他の人も別に「これだ」ってのもいなかったしな。


ま、でっかい画面で観てなんぼって作品でしょうから、いいんだろうけども。
「もっかい観る?」って言われたら、多分「別のにしよう」って断るんだろうな。