コンフェッション
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2004/02/27
- メディア: DVD
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
試写会
六本木・GAGA試写室
マイケルさんの御招待
1950年代、若きチャック・バリス(サム・ロックウェル)は、伸び盛りのTV業界での出世を目論む。
理由は単純明快。偉くなれば金も女も思いのままだから。
60年代に入ると、視聴者参加型の新しいゲーム番組を考案する。
同じ頃、謎の男ジム・バード(ジョージ・クルーニー)に儲け話を持ちかけられるが、それはあろうことかCIAの秘密工作員として暗殺を請け負う仕事だった。
番組がヒットし、売れっ子プロデューサーになると同時に、殺し屋としての裏の任務も着々とこなして…。
☆★☆★☆★☆★
ジョージ・クルーニー初監督作品。うん、楽しみ。
ソダーバーグが絡んでる。うん、楽しみではあるけどちょっと不安。
なにが不安かっていいますと…「髭女」ジュリア・ロバーツ。
嫌いなんです、とにかく。
あのだらーんとしたしまりのない唇も、鼻たれ小僧がかぴかぴにしてしまったような鼻の下も、
O脚のガニマタ歩きもとにかく駄目だ。
まあ、残りのキャストがかなり良いからそれに期待だな。
さてさて…
サム・ロックウェル扮するチャック・バリスが最初は「なんてちゃらけた奴だ」なんて思ってましたけど
CIAのアサシンとして働き出してからの苦悩が滲みでてきてかーなーりしびれます。
(だってあたし「苦悩する男」ってツボなんですもの)
途中で入るチャックバリス本人の周りの人物(もちろん本人)のインタビューが
「ああ、これ、実話なんだろうなあ」って印象を見るものに与えて、ちゃらけた内容が目立っても引き付けられちゃうんだなあ。
きわめつけは最後に登場するチャックバリス本人の苦悩してる表情。
テレビのやり手プロデューサーとCIAのアサシンという狭間での苦悩がよくでてていいんだ、これがまあ。
また、ドリュー・バリモアとジュリア・ロバーツという2人の女性がその2面性をさらによくかもし出す。
(嫌いだけどね、ジュリロバ)
やっぱり印象に残るのは、ドリューとの出会いのシーン(サムすっぽんぽん!)。
初仕事(初殺し)。
毒殺(言えません)。あとラストのチャック本人。
「裏切り者は誰だ?」ってのは、もう簡単。火サスで鍛えた「役者読み」を駆使しなくても、一発ばればれ。
まあ、難を言えば年齢かな。もっと年いってるっしょーって突っ込みたくなるぐらい、いつまでも若い。
でもジョージ・クルーニーはいいなあ、かっこいいなあ、うぷぷー。
うん、面白かった。だれないし、「あー、おもしろかった」です。
いっちゃん笑ったのはブラッド・ピットとマット・デイモンのカメオ出演。
ブラピのやる気のない表情には笑ったなあ。ちょっと好きになっちゃうとこだった。いかんいかん。