チャーリーズ・エンジェル フルスロットル




大宮ロキシー
一人で


モンゴルの荒れたバーから、米国警察の要人カーター(ロバート・パトリック)を助け出した
ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)。
しかしカーターは、重要証人プログラムへアクセスするための指輪を盗まれていた。
早速、捜査を開始したエンジェルたちは、ディランが、昔の恋人・シーマスの犯罪を証言した重要証人だったことを知る。
シーマスはディランへの復讐に燃えていた。やがてエンジェルたちは、シーマスの影にいた黒幕の正体を知る…。


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頭を使わなくていい、単純に楽しめる娯楽映画でした。
規定料金でなく、1000円で充分って感じはしますけどね。


まあ、豪勢に金をかけてて、「しょーがねーなー」って笑えて、それであとはなんもいうこたーないですな。


あたしはこの映画、メインの三人より脇にいる人達が異常に好きなんですね。


ウィルソン兄弟の末っ子、ルーク・ウィルソン
兄ちゃんのオーウェンくんほどのインパクトはないけど、静かな存在感がいいんだな。
このキャメロンの彼氏って、適役かも。


「フレンズ」のジョーイ・トリビアーニそのまんま、マット・ルブランク
たまんないよなー。ほんと好きだ、このひと。
可愛いんだもん、とにかく。彼が出てる、そんだけで嬉しいもんな。


出てきた瞬間に「あ、こいつ実は悪りぃよなって」バレバレ、ロバート・パトリック
悪いってばれるし、途中でやられちゃうよなってのもバレバレ。
T-1000のような硬質感はもうないものの、それでもやっぱり好きなんだな。


そしてなんといってもアレックスのパパ、ジョン・クリース
「だひゃー」って声あげちゃった。
ジョーイ(あ、マット・ルブランクはどうしてもジョーイ以外で呼べないの、あたし)のすっとぼけのせいでさあ大変。
娘の言動を全部勘違いして「とほほ」となる顔…あ、もう、おぢさまったらー!!
あたしが知ってるジョン・クリースは、うさんくさくてろくでもないことばっかり考えてる大富豪
(最近「ラットレース」でその姿が健在なのを知って非常に嬉しくなりました。
「ハリポタ」のほとんど首なしニックは、あたしとしてはイマイチなんだよな)


やっぱ、いいなあ。脇を固める方々がみなさんおいしくて。
このシリーズが好きなのは、多分そういうとこなんだな。


他にも「マクフライ(ばっくとぅざふゅーちゃー)のとーちゃん」@痩せ男、
ここまですこーんと突き抜けてくれるならアリだなのデミ・ムーア(遂にデミさまをいいと思ったぞ、あたしゃ)
更に元妻にさくっと殺される役を楽しそうにやらかしてくれたブルース・ウィリス(なんかこの人もいいぞって。珍しいけど)


うん。ストーリーもなんも別にどうでもいいや。
こういう脇キャストを楽しむ、それでいいんだよな。


ビル・マーレイが出てないのは残念なんだけど、多分次回作も観に行っちゃうんだろうな