キリクと魔女
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2004/02/20
- メディア: DVD
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試写会
厚生年金会館
みはるちゃんと
アフリカの小さな村。母親のお腹から自然に生まれてきたキリクは、へその緒を自分で切って立ち上がった。
キリクの村は、魔女カラバの呪いに怯えていた。
黄金は奪われ、水は枯れ、男たちは皆、カラバに食べられてしまった。
村人たちの危機を、キリクは小さな勇気で何度も救い出す。
しかし…「どうして魔女カラバは意地悪なの?」というキリクの問いに、大人たちは答えられない。
キリクはその答えを見つけるため、カラバの家を越えて、お山の賢者に会いに出かけていく。
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こういうの、好き。
映像が、切絵とか影絵とかみたいで、綺麗なんだな。
で、色彩が素晴らしい。
エキゾチックな極彩色ってのはこういうやつなんだろうなあって感じで。
ストーリーがまたいい。
体制にあきらめている大人たちの先入観を破るキリクの知恵と勇気が
自分の息子を無条件に信じ、受け入れることが出来る母親が「素晴らしい」の一言
ついでに言えば、民衆の愚かさも愛すべきかも。
キリクが可愛い。ちっちゃくって、賢くて、すばしっこくて、知りたがり屋さん。
いつも一生懸命で、前向きで。
彼がおじいちゃんの膝の上で眠りながら『ぼくはときどき、すごく疲れるんだ』
…一瞬胸が詰まりそうになっちゃった。
歌と踊り満載で、「おいおいー」ってつっこみたくなるような内容だけど、「童話」につっこんぢゃいけないわな。
好みが分かれるだろうから、人に薦めていいもんかわかんないけど、あたしゃ楽しみましたです。