マトリックス・リローデッド

マトリックス リローデッド 特別版 [DVD]

丸の内プラゼール
ひつじちゃんと

人類の覚醒に危機感を覚えたマシン軍団は人類最後の都市ザイオン壊滅を企む。
72時間後にはザイオンが滅ぼされることを知ったネオ（キアヌ・リーブス）らは、マトリックス内のすべてのドアへアクセスできるという人物キーメーカーを探す。

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うーん…あたしやっぱだめだわあ。

なにが駄目かっていいますと、とにかくわんさかありまして。

まず、この世界観に馴染めない(「トロン」だよね、結局）
で、キャリー・アン・モスが駄目なんだな。どうも生理的にうけつけなくて。

更になにより駄目なのがキアヌ・リーブス。
とにかく駄目だ。顔だけは好きだったんだけど、なんかそれすらも「うーん」となってきた。
顔も話し方も声も、立ち居振舞い全部が嫌いかもしれない。

というわけで、なんでそんなに否定的なのにこれを観たかといいますと、
ひとえに「つっこみ倒して笑いたいから」。
（いや、他にも「イタリアの至宝」モニカ・ベルッチさまが出ていらっしゃるってのも大きいんですけどね）

だって、ほんとに笑えるんですもの、細かい一個一個が全部笑い。

前作で「足、短いなあ」「走り方がかっこわりーなー」とキアヌに対して散々かましたのはどうやらあたしだけではないらしい。
今回キアヌ、大半が上半身ショット。
全身のときは、あのやたらと長いコートが足をうまいこと隠してくれている。
それでも、モーフィアスやトリニティと並ぶと、腰の位置が一人だけ低いんだよな。かっこわりー。
ぎゃははははは。いやー、キアヌくん、よかったねえ。映像技術の進歩は体型まで隠してくれるんだね。
走る姿がかっこわるいってのも、飛びまくることで解消。
いやあ、ネオくん。きみは絶対そっちの世界の住人でいたほうがいいって。間違いないわ。

あたしがモニカさま＠パーセフォニーだったら、モーフィアスのほうにキスしてもらうだろうなあ
だって絶対彼の方がガタイも存在感もあるし、キスだって絶対うまそうだもの。
（顔だって、前歯の隙間が御愛嬌で可愛いしな）
いや、もし、モニカさまの顔とおからだがいただけるんでしたら、キアヌとだろうが山崎邦正とだろうが喜んでキスしますが
（あたしにとってキアヌとはそのレベルの存在だったりします）
退廃的な香りのする、世界一の美女…ああ、モニカさまあああああ!!!
まぢで好き。ほんとに好き。トリニティはこの方がやったっていいんぢゃないかっておもうぞ、あたしゃ。
ブラックレザーに身を包んだモニカさま…想像しただけで鼻血だ。

予告では「おお!!」と感嘆したエルフの王様エージェント・スミスの大群。
笑った笑った。とにかく笑った。
砂糖にたかるアリさんのようだった。
ポールにつかまって「ででででで」とエルロンドをなぎ倒すキアヌ。
誰か一人が「すっ」と身を引いたら、たちまちキアヌはバランスをくずすんだから、そーして襲いかかりゃいいってのに
そんなこたー誰も考え付かず、みんなおとなしく蹴られる順番を待ってる。
ぎゃはははははー。

キアヌと戦うコリン・チャウ。
この人は好きなんだなー。いやー、嬉しかったです、バトル堪能できて。
しかし、なんでお蕎麦屋さんの中で戦うんだろうなあ。まあ、寿司屋のカウンター上でってのよりはいいだろうけどね。

期待してたツインズがあっさり退場して残念。
うーん、メインキャラとして活躍してくれるかと思ったのに。
次回作では是非エージェント・スミスのように大群で…あ、そしたら「ツインズ」ぢゃなくなるかあ。

内容なんてよくわかんないけど（終ってからひつじちゃんに聞きまくった）、でも笑えたから、アリかな。
確かにでかいスクリーンで観てこその作品だし。

たださ、目に優しくないアクションの連続で、途中何度かすこーんと落ちました。
というわけでそれでなくても理解していないストーリー、ますますわけわかんなくなってます。

まあ、いいかな。
モニカさまに見蕩れ、キアヌくんを笑い、コリン・チャウも堪能し、そしてアリさん軍団に爆笑した。
うん、トータルではプラスかもしれませんな。