シカゴ
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: DVD
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丸の内プラゼール
ひつじちゃんと
1920年代のシカゴ。不倫相手(ドミニク・ウェスト)を殺して投獄されたロキシー(レニー・ゼルウィガー)。
そこで憧れの歌姫ヴェルマ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)と出会い、彼女を有名にした敏腕弁護士ビリー(リチャード・ギア)を雇用。
彼の入れ知恵でマスコミを利用し、やがてスター街道を駆け上がっていく。
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ほんっとに、心の底から思った。
【これぞハリウッド映画だわあ!!!】
CGもワイヤーも確かに愉しいけどね。
でも、レッスンにレッスンを重ねたダンスや歌ってのは、格別ですよね。
参りました。お見事です。
ゼタさまがもうかっこよくてかっこよくて。「あねごー!!」ですわね。
昔のエリザベス・テイラーを彷彿とさせる存在感。
迫力のセクシーボンバーグラマラスなボディに、魅惑のハスキーボイス。
「ハリウッド女優」ってのはこーぢゃないとなー、ってしみじみ思いましたさ。
ロキシーの機嫌を取ろうと必死の姿、可愛いです。たまらんです。
同じく迫力の女性としては、クイーン・ラティファも良かったですねー。
「あなたがママに尽くすなら、ママもあなたに良くしてあげる」
かっこいいなー、ほんとにー。
レニー・ゼルウィガーもいいですね。
可愛い顔してしたたかで、馬鹿なんだけど、それがとにかく愛おしくて。
彼女の亭主が法廷で「家に帰ろう」って言うとこなんて、あたしうるうるきちゃいました。
そして、リチャード・ギアさま。
彼につけてる「さま」は、馬鹿にした意味での「さま」だったりしてます、あたし。
その映画がつまんなくても『だって、ギアさまだもん』って納得しちゃったりしてたんですわ。
しかーし、今回のギアさまは良い。
あの農夫顔が(だってジャック・サマースビーの野良仕事姿が1番似合ってたもん。
「プリティ・ウーマン」んときだって「実家は農家だろ?土地成金だろ?垢抜けてないもんな」って思ったし)
金と名声に目がない悪徳弁護士(でも腕は確かにいいけどさ)にぴったりはまってる。
やりましたね、ギアさま。対に一世一代のアタリ役にでくわしましたね。
次の映画で「逢う」ときには、またきっと『どーせギアさまだから、やっぱりギアさまだったからな』って
こきおろすことは想像に固くないですが、今回はお見事!!でございます。ちょっと惚れそうになっちゃいましたよ、あたし。
音楽よし、映像よし、キャストよし。満点。
キャストの点で、どうしても書きたいことがありまして。
多分あたし以外の人間はこの人にチェック入れてもいないだろうし、このひとのこと知らないでしょうけど。
ドミニク・ウェスト。
レニーに殺されちゃったあんちゃん。
この人、好きなんですよねー。出てきたときにもう「うひゃー!!」
あたしがジェイソン・フレミングさまと「運命の出会い」をした作品「ロック・スター」。
マーク・ウォルバーグをスティールドラゴンのボーカルにスカウトしたギタリスト、カーク・カディ。
腹に一物あるような、性格がいかにもきつそうで悪そうな表情がかなりツボだったんですわ。
今回もまた、やってくれましたね。いやいやいやいや、もう満足満足。
主演は絶対無理だけど、今後も脇として、愉しませていただきたいもんでございます。
男性が観たらどうなのかなって思うけども、女性のあたくしは非常に愉しみました。
観終わってから、ひつじちゃんと交わした言葉を、この映画の感想とさせていただきます
『おなかはぺこぺこだけど、頭のほうはおなかいっぱいの満足感ですやねー』
ほんとに、ひっさびさに映画観て愉しんで元気も貰えて、いい思いさせていただきましたぁ♪