星に願いを

星に願いを。 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

星に願いを。 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]



試写会
内幸町・イイノホール
おじゃると


事故で視覚と声を失った青年・笙吾(吉沢悠)は、看護婦・奏(竹内結子)の支えで生きる気力を取り戻した。いつの間にか2人は、互いを特別な存在として感じていた。
そんな時、笙吾が再び交通事故にあい、奏の目の前で息を引き取った…。
笙吾が目覚めると、そこは市電の中。目も見えるし口も聞ける。戸惑う笙吾に、不思議な声が囁いた。
「流星の力で、あなたは数日間だけ別の人間として生き返ります」。
笙吾は、残された時間で奏に自分の思いを伝えるため、病院へと向かった。


☆★☆★☆★☆★


悪くはなかったです。
周囲はかなりボロ泣きしてましたけどね。


でもなー、これってまるっきり昔やってた吉田栄作のドラマ「君のためにできること」なんですもの。


しかも竹内結子。「黄泉がえり」観たばっかですぜ。
残して行く方と残される方が逆転したとはいえ、「またですか?」って。


良く出来てるストーリーだとは思います。
ただな、これって規定料金払っては、多分観ないだろーなー、あたし。


元となった香港映画をあたし観てないんで、そっちを観てみないとまだなんとも言えませんが、うーん。


周囲ボロ泣きしてるときに自分だけ泣いてないってのは、ちょっと恥ずかしいもんです。
(「A.I.」んときがそーでしてね、あたしってば)
最近結構涙腺弱いほうではあるんですが、どうやら男女関係で崩壊するって要素はないようです。
(「ひまわり」「デッドゾーン」くらいかな、考えてみたら)


なんか世の女性陣を敵に回した気がするんだけど、だったらごめんなさい。


ほんと、悪くはないです。良くできてて、うまいことまとまったストーリーだし。
ただ、あたしの心にはなんも響かなかったし、残るもんもありませんでした。


…あー!!あったあった、心に響いて残ったこと!!!!!


國村隼さんの渋さといったら、もう鳥肌&垂涎ものでしたさ。
このおっちゃんの顔も声も全部大好き。
「あたしも殴ってくださひー!!」って馬鹿なこと考えたりして。


というわけで、主演の二人より、ストーリーより、映像より、喫茶店のマスターに「うきゃー」なんですから
やっぱりあたしは「この国では間違った存在」なのかもしれません(しくしく)