武勇伝

武勇伝 [DVD]

新宿東映パラス２
ししょー＆みなみさんと

バーを経営する吾郎（澤田謙也さま）は今でこそ落ち着いたが、大のケンカ好き。
一方、元ボクサーの龍平（魔沙斗）は行き場もなく、街をさまよっていた。
１人の少女（内藤陽子）がトラブルに巻き込まれたことから彼らは出会い、戦いを余儀なくされる。

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えーっとですね、この映画、内容とかについて感想書くの非常につらいんですわ。
そもそも内容なんてもんが殆どないってのに、あたしったら全編【澤田障害】起こしてて、
普通の人が見た以上（以下？）に、わけわかんなくなってるです。

んーっと、まあですねー、ざっと説明させていただくとですね…

魔沙斗殴る。魔沙斗蹴る。魔沙斗暴れる。魔沙斗内藤陽子と鳥肌もんのさぶい「恋愛沙汰」をやらかす。
魔沙斗闘う。魔沙斗謙也様と闘う。

近藤芳正殴られる。近藤芳正蹴られる。近藤芳正金奪われる。近藤芳正殴る。

六平直政中華料理食う。六平直政謙也さまに中華料理食わせる。

内藤陽子謙也さまの店で無銭飲食かます、内藤陽子魔沙斗と逢う。内藤陽子「秘密の場所」に行く。
内藤陽子ドラッグ盗む。内藤陽子謙也様を「悪の道」に誘う。内藤陽子断られて看板蹴る。
内藤陽子捕まってボコにされる。

謙也さま走る。謙也さま殴る。謙也さま蹴る。謙也さま吼える。
謙也様船の模型作る。謙也様看板蹴られて怒る。謙也様船の模型壊されて怒る。謙也様闘う。
謙也様「煙草は灰皿に」と怒る。謙也様魔沙斗に「喧嘩のやりかた」を指南する。
謙也様禁煙を誓う。謙也様誓いを破る。謙也様看板関係でまた怒る。

そして「殴」

…ま、こんなとこですかねー（とかちゃんの場面は思い出すたびに頭痛が起こるのでパスさせてくださいませ）
うん、ストーリーなんてないんです。
だからそういうの求める人は見たらいけないです。

でも、あたしはこの映画を「謙也様」のためだけに見に行きました。
そういう面では、この作品【抜群】【最高】【文句無し】。
闘う姿はもちろんのこと（あの蹴りがもう美しいことこのうえなし。「ひゃー!!」って声あげちゃった）、
上半身裸の（あたし的には）サービスショットも（「おーっしゃ、脱いだ!!」とエロババ全開のあたし）、
いきなしバンデラスになってしまうお姿も（これは「デスペラード」観てないとわかんない）、
泣いて謝るねーちゃんに「おまえを助けに来たんぢゃない」と言うお姿も
（たしかに、船が壊されてなかったら絶対来なかったと思う、このマスターは）
ネギ入ったスーパーの袋を持って歩いてる姿も（可愛いんだよな、これがー!!）
とにかく全てに満足、全てを堪能させていただきました。
（オープニングの謙也様のかっこいいことったら…もし周囲に誰もいなかったら、間違いなくあたしも吼えてたな）

はい、澤田謙也ファンにとっては、これはまぎれもなく【究極のオカズ映画】でございます。
例えこれが世間で酷評されたとしても（可能性限りなく高い）、あたしとしては【最高のオカズ映画】といたします。

謙也様語録が作れてしまいそうな、【お茶目な台詞】の数々が、もうたまんないんだー。
なんで日本の業界は、こんな逸材をほっておくんだろうな。
シリアスもんはもちろんだけど、コメディっぽいんだって魅力炸裂してていいですぜ。

ええ、DVD出たら買いますよ、もちろん。
魔沙斗＆とかちゃんの「学芸会のお遊戯」みたいな場面なんてすっとばして、謙也様んとこだけ観る。

2週間だけの公開だから、何回観れるかわかんないけど、とりあえず来週土曜の一番の回にまた行こうと思います

あー、かっこよかった。
あー、幸せ。
あー、満足満足。

というわけで、澤田謙也さまのファン以外の人が見てもなんも感じない作品ではあるでしょうが、
あたしの中では、現時点で【今年一番満足した映画】にランキングさせていただきます。