007 ダイ・アナザー・デイ
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2004/08/20
- メディア: DVD
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新宿ミラノ座
ししょーと
北朝鮮のムーン大佐を暗殺するため、朝鮮半島に潜入したボンド(ピアース・ブロスナン)。
だが正体を見破られ監禁、14か月後にムーン大佐の部下ザオとの交換で釈放された。
ボンドは諜報部員の資格を奪われるが、単身ザオを追ってキューバへ向かう。
☆★☆★☆★☆★
007をスクリーンで観るのは久しぶりです。
スクリーンどころか、あたしはロジャー・ムーア以降のボンドは全然観てないんですわ。
こういうシリーズものを、殆ど観てない人間が観てもいいもんか、愉しめるもんかと、ちょっと不安。
でも、いんちきくさい億万長者やらせたら世界一のジョン・クリースに加え
なんとあたしのこよなく愛する(大勢いますが、ね)れざぼあどっぐすの耳切り男マイケル・マドセンが出るってーぢゃないですか。
これはもう観るしかないでしょう。
始まる前にパンフをチェック。ストーリーは観ないで、キャストんとこだけ
(映画の最中に「このひとどこで見たんだっけ?」ってことのないようにね)
…あたしはジュディ・デンチがレギュラーで出てるなんてことは知りませんでした。
…あたしの記憶にあるマネーペニーは限りなくばーちゃんに近いおばちゃんだったのに。
…あ、リック・ユーンだ。「ワイルド・スピード」んときにちょっとチェックいれてたんだよね
…あ、バイオハザードでキューブになった傭兵さんぢゃありませんか。
うん、だいたい頭に入ったぞ。さて、鑑賞開始
さてさてさてさて…
終ってから、恐々ししょーに聞いてみる
【あのですね、単純にお馬鹿な娯楽映画として観ていーんでしょーか】
「そのとーり」
…よかった。
ぢゃ、内容については書かなくてもいいかな。
うん、面白かった。予想通りの展開で、「やっぱしなー」って愉しめた。
主人公が絶対死なないってわかってるから安心して観てられるし。
シリーズをちょこっとしか観てないあたしが愉しめるんだから、きっとずっと観てる人はもっと愉しいんだと思うなあ。
では、気になったことってのを…
●胸毛
なんかピアースの胸毛、むちゃくちゃ凄いんですけど。
こんなに身体中に毛がもしゃもしゃ生えてるってことは男性ホルモンがめっちゃ多いってことだわね。
そーすっとニコ(らすけい)ジとかブル(―すうぃ)リ(す)みたく、はげててもおかしくないのに、ふっさふさ。
…ヅ、ヅラぢゃないんすか、このひと。
水中でなびく髪が妙にいんちきくさい。「ほら、大丈夫」っていう昔のアデラ●スのCMのようだ。
もしかしたら違うのかもしれないけど、あたしはこの人に「ヅラ疑惑」をかけてしまいました。
って、どこ見てるんだかなー
●ハル・ベリー
なんだあああああ???
登場シーンから絶句です。
なんだ、この常軌を逸したすんばらしいボディラインは!!
肩が凝るだろーなってなでかいおっぱい、肋骨一本抜いてるんぢゃねーかってな細いウェスト、
小さい時何を食ったらこんなになるんだってくらいな長くてしなやかな美しい足…
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のサルマ・ハエックを観たときも思った
「ジェヴォーダンの獣」のモニカ・ベルッチさまを観たときも思った
そして今回、ハル・ベリーを観て、やっぱり思った
【こ、このスタイルを手に入れられるんなら、悪魔に魂を売ってもいい!!
自分のだけぢゃ足りないなら、親も妹も亭主の魂だってつけちゃう!!】
本当に同じ人間なのかしら。人間が平等だなんて絶対嘘だって、身に染みて思いました。
●ジョン・クリース
昔からこのおっちゃんは大好きでした。
子供の頃に観た映画では、必ずといっていいほど「いんちきくさい大富豪」をやってましたっけ。
しばらく観なかったけど「ハリー・ポッター」で再会しました。
嬉しかったけど「これはあのおっちゃんではない、なんだか違う」って思いました。
「ラットレース」で、【そう!!これなのよ、このおっちゃんはこーでなきゃー!!】って涙でそーなくらい喜んだっけな。
そーか、「Q」か。いんちきくさい(役にはちゃんと立つんですけどね、それも抜群に)道具を作るこの役には
もううってつけだよな。
というわけで、あたしは決めた。
ジョン・クリースがこのシリーズに出る限り、今後は必ずスクリーンで観るぞ!!
…こんな感想あたしだけかな…多分…いや、間違いなくそーだろーな
●まどせんくん
…か、か、か、かわいいぢゃねーか!!
とにかくかわいい。とにかくセクシー。
もしあたしが「好きな組織に入っていーよ」って言われたら、マドセンくんのとこにするな。
毎日あの「凶暴さをどこかに秘めた、でも表面は穏やかな危険な野獣」のそばにいられたら
そんだけでもういいわあ…馬鹿だな。
ししょーに聞いた話だと、まどせんくんは残念ながらレギュラーではないらしい。残念
●ムーン大佐(ウィル・ユン・リー)
この人、好きだなー。顔がもうめっちゃ好き。
整ってるのに、なんか華がない。
華はないけど、品はある。その「品」には「悪」のにおいがそこはかとなくする。
…うわー、いいなー。こういう安い「美」ってのはツボなんだな。
米ピープル誌「2002年 世界で最も美しい50人」に選ばれたそーですが、
他の作品も観てみたら、そのあたりがわかるんかなー。もしどかーんとはまったら困るな。
というわけで、冒頭少々ですが、この人はあたしの「目の保養部門」前半担当でした。
(こっから暴走しますんで、毎回あたしのこれに呆れてる人はここまででってことで。おつかれさまっした)
●ざお
…
……
………
…………か、か、か、か、かっこえー!!!
参りました。もう、どうにでもしてください。犬と呼んで下さって結構でございます。
どーしましょってくらいかっこいい。
ハンサムってんぢゃないんだけど、画面に出てきたら目が逸らせないくらいの強烈なフェロモン。
最初の毛があって顔に傷がない時よりも、スキンヘッド&ダイヤのにきびがある顔になってからのほうが
個人的にはめーっちゃくちゃ好きだし、かっこいいと思いました。
上半身裸のサービスショット(をいをい)が、もうかっこいーったらありゃしない。
「ざ、ざ、ざおさまー!!!!」って、小娘のような黄色い悲鳴が頭の中を駆け巡る。
おなじ裸でも、ピアースくんのにはなんも感じないんだけどね。
やっぱりあたしは胸毛ってのは駄目なんだなーってしみじみ思いました。
だから、映画観てるときになんでこう関係ねーことばっか考えてるんかな、あたしは。
とにかく、ザオが出てくると嬉しくて嬉しくて。わくわくどきどき、そしてへろへろ。
退場しちゃったときにゃー「さて、一服してくっかな」…をいをいー!!(ちゃんと最後まで観ましたけどね)
この人は、絶対これからくるぞー。
あたしの勘がそう告げている。もっともこの勘、全然あてになりませんけどね。
とにかく、あたしにとってのこの作品は「ザオさまに恋をした」っていう記念の一本となりました。
もう出てこないんだろーなー。奇蹟的に生きてて、ボンドに復讐を…なんてわけにゃーいかんのだろーなー
【ザオかっこえー】
うん、これがあたしのこの映画に対しての唯一絶対の感想でございます。
ごめんなさい、こういう馬鹿なやつでー。だって、ほんとにかっこいいんですもの、あふー(壊れた)